インディバークリニック

培養上清治療

培養上清治療について

幹細胞を培養する過程では、幹細胞は500種類を超えるタンパク質を含む成分を分泌します。この分泌液には、細胞の活性化に不可欠な情報伝達物質であるサイトカインが豊富に含まれており、体内で損傷を受けた組織や細胞の機能回復に重要な役割を果たします。この治療法は、老化による細胞の衰えを回復させることで、美容に対するさまざまな効果が期待されます。

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成長因子と効果

  • EGF上皮細胞成長因子

    ️新しい皮膚細胞の生成によってシワの予防と改善を促進します。
    健康的な肌色を保ちます。
    肌を滑らかにし、若々しい外観を維持します。
    新しい皮膚細胞の再生により、傷の治癒を速めます。

  • TGF-αトランスフォーミング成長因子

    コラーゲンとエラスチンの構造を強化することで肌の弾力性を増します。
    健康な肌の成長を促進し、傷の治癒を促進します。
    新しい細胞を生成することでシワの予防と改善を行います。

  • TGF-βトランスフォーミング成長因子

    細胞の分化や誘発を通じて老化を防ぎます。
    コラーゲンやエラスチンに関与し、肌のテクスチャを改善し、若々しい肌を保ちます。
    傷跡を残さずに修復する因子です。

  • PDGF血小板由来成長因子

    損傷を受けた皮膚細胞の再生を促進します。
    コラーゲン合成を促進し、シワを改善します。
    育毛を促進します。

  • VEGF血管内皮細胞増殖因子

    VEGFが毛根へ栄養を運ぶことで発毛を促進します。
    新しい細胞を生成することでシワを予防・改善します。
    肌にエネルギーを与え、肌つやを改善します。

  • IGF-Iインスリン様成長因子

    新しい皮膚細胞の生成によりシワの予防と解消を行います。
    コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を増加させます。
    皮膚の感触を改善し、顔や体の余分な脂肪を燃焼させます。
    毛根を刺激し、髪の毛を強くします。

品質管理

培養上清は、組織の受け入れから細胞の培養、さらには品質管理に至るまで、
一貫して厳格な管理体制のもとで行われています。
優れた品質を確保するために、厳密な品質管理システムを採用し、運用管理の体制を整えています。

  • 患者の細胞培養過程で
    発生する副産物

  • 感染症および
    ウイルス検査の実施

  • 生物由来の基準に合致する
    原料(培地など)を
    使用して調整

  • 再生医療製品向けの
    技術開発から
    誕生した技術

インディーバクリニックでは、
これらの安全な培養上清を使用した治療法をご提供しております。

培養上清治療についての可能性

培養上清とは、人体内の幹細胞を培養液で培養した際に得られる上澄み液です。治療に使用する培養上清は、フィルターを通して滅菌処理されています。この培養上清液には、幹細胞が分泌する多くのサイトカインが豊富に含まれています。サイトカインは、細胞の増殖や分化を調節するタンパク質であり、損傷を受けた組織や細胞の機能回復に重要な役割を果たします。サイトカインが豊富に含まれた培養上清液は、老化などで衰えた細胞の回復を助けるため、様々な健康や美容に対する効果が期待できます。また、培養液はヒトや動物由来の成分を使用していないため、感染症のリスクを低減しています。

幹細胞抽取成

対象治療者

1)本人の同意能力があり、本人により同意が得られる方
2)年齢の制限はありませんが、本人が未成年の場合は代諾者による同意を得られる方
3)問診、検査等により、担当医師が適格性を認めた方
(生命にかかわるような明らかな重篤な疾患は原則対象となりません)
その他、選定基準、除外基準がありますので、詳しくはクリニックへお問い合わせください。

治療期間

静脈内への全身投与(点滴)の場合: 40分~60分

細胞投与時の所要時間

40分~60分

費用

静脈内への全身投与(点滴)の場合:165,000円(税込)※当該治療は公的医療保険適応外になります。

治療等のリスク・副作用

難聴、めまい、耳鳴り、腎障害 、低血糖、感染症、その他(アナフィラキシー反応〈冷汗、吐気、嘔吐、腹痛、呼吸困難、血圧低下〉、穿刺部の痛み、内出血、神経障害)

  • 皮ふ損傷治療

    皮ふ損傷治療

    特に効果を得たい部位に培養上清液を注射で注入します。注入した部位では細胞分裂が活発になり組織の再生が行われることが期待されます。
    頭皮の皮下への注入により、発毛や育毛の効果や植毛の生着率を高めることが期待されます。

  • 関節内・損傷部位の疼痛緩和

    関節内・損傷部位の疼痛緩和

    特に効果を得たい部位に培養上清液を注射で注入します。注入した部位では細胞分裂が活発になり組織の再生が行われることが期待されます。
    関節内への注入では、関節炎などの炎症を抑え骨膜などを再生する効果が期待されます。その他、部位により様々な効果が期待できます。

  • 動脈硬化症の進展予防・慢性疼痛緩和

    動脈硬化症の進展予防・慢性疼痛緩和

    点滴などの溶液に培養上清液を入れて、ゆっくりと静脈内に投与します。
    培養上清液には多種多様のサイトカインが豊富に含まれていることから、体内の損傷している部位の細胞が活性化し、様々な組織機能を老化現象から強く引き戻すことが期待されます。
    上清に含まれるインスリンの影響で低血糖症状を起こす可能性がありますので、投与前後に血糖値を上げるため糖分の摂取をして頂く場合があり、また投与中は簡易血糖測定器にて血糖の状態を確認させていただきます。

培養上清治療をお考えの方は、
まずはお問い合わせください。
治療について詳しくご案内、ご説明します。

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